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二日市那珂川病院

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院長からの挨拶

2026年8月26日、社会医療法人喜悦会二日市那珂川病院の病院長を拝命致しました。
自分自身も高齢者の一人となり自身で開業したクリニックを閉院した私に、学生時代を共に学び、共に遊んだ朔啓二郎理事長よりお声掛けを頂きこのご縁をありがたく思っています。
福大一内科へ入局した頃、消化器病の研修と臨床の場だけで解決出来ない事の研究、そして自分なりの結論を出し論文にした頃・・・
福岡日赤病院で昼夜も無く働いていた頃・・・
自分のやり方で働いてみたくなり、42歳にて自身でクリニックを始めた頃・・・・
全てが懐かしい思い出です。

しかし、その間に世の中は大きく変わりました。超高齢化・医療費の増大は一人の患者さんを同じ病院で診療を続ける時代ではなくなり、急性期・包括期機能(亜急性期)・慢性期・終末期と病院も機能分化の時代です。そして、今はIT化の時代です。

私の母も認知症を発症しグループホームに入所し、胆管癌で亡くなりました。
私をバックアップしてくれていた妻も腹膜癌を発症し手術>化学療法>最後は緩和ケアをへて亡くなりました。

年をとれば誰もが自分自身や家族の病気や死と向き合う事となります。
仕事にうち込んでこられたのは支えてくれた妻がいてくれたからと思いだされます。
超高齢化社会ではいくつもの基礎疾患を持った患者さんが受診・入院してきます。
医療者側についても、以前のような個人の著しい長時間勤務は望めません。
今日の夫婦も大部分が共働きであり、医療スタッフ達も家族のバックアップを以前のようには望めません。
逆に家族の一員としての役割も求められる時代となってます。
このような時代にスタッフと共に正解の無い問題と向き合い、より一層地域医療に貢献し、安心で豊かな生活の実現に貢献してまいります。
今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年8月吉日
二日市那珂川病院院長 加耒 数馬